2021.06.23 05:54アラビカ種アフリカのエチオピアが原産といわれますが、海の向かいのイエメンで生産、輸出されたものが世界中に広まっていったためアラビカ種と呼ばれるようになりました。何よりも味と香りに優れており、世界中で交配が進み、国ごと、地域ごとに特色を持ったレギュラーコーヒーが開発されていきました。ただサビ病といわれる病気に弱く、これまで何度も大規模な生産量激減という事態に見舞われてい...
2021.06.23 05:34カネフォラ種(ロブスタ種)1895年に中央アフリカのコンゴで発見されました。現在生産されているカネフォラ種のほとんどがロブスタ種と呼ばれるものであることから、ロブスタ種と呼ばれることのほうが多いようです。アラビカ種に比べて1本の木から穫れる収穫量が多いのが特徴で、しかも病気にも強いことから、アラビカ種が病害で壊滅的な打撃を受けた際に代替品として世界中で栽培されましたが、香味がアラビカ...
2021.06.23 05:22リベリカ種アラビカ種とカネフォラ種(ロブスタ種)で流通量の99%を占めているためほとんど知られてはいませんが、残りがもう一つの原種「リベリカ種」です。19世紀の終わりに西アフリカのリベリア共和国付近で発見され、一時は世界中で栽培されていましたが、アラビカ種ほど美味しくなく、カネフォラ種(ロブスタ種)よりも病気に弱いという中途半端な立場から、ほとんど栽培されなくなりまし...
2021.06.20 10:08ピッキング(選別手段)これはかなり特殊な基準で、特定の国でしか採用されていません。私が知っているのは、ペルーぐらいですね。でも”タイプ”のところで「欠点豆」の話をしましたが、「欠点豆」を除くには、ハンドピッキングは欠かせません。しかし、これはとても細かい根気のいる作業なので、これに拘れば拘るほどコストがかかります。通常生産者、輸出業者含めた生産国の中間業者、輸入業者含めた消費国の...
2021.06.20 10:00プロダクション・エリア(生産地)ここでいう生産地は「国」ではなく、その中でどのエリアで穫れたものかということです。コーヒーの種類によって、特定のエリアで穫れたものでなければ、その名前を名乗ってはいけないと定められたものがあります。例えば、ジャマイカの『ブルーマウンテン』やアメリカの『ハワイ・コナ』などが代表的ですが、そのほかにもこれによりランクが自動的に決まる国もあります。やはり気候や土壌...
2021.06.23 03:14ウガンダ:4ランク日本ではあまり知られてませんが、アフリカでエチオピア、ケニア、タンザニアというコーヒー大国に隣接し、当然コーヒーを生産、輸出しています。プロダクションエリア、スクリーンサイズとタイプ(欠点豆の量)でランク付けがされていますが、ブギス以外の産地の豆は、精製方法(ウォッシュド/ナチュ...
2021.06.23 02:42ジャマイカ:5ランク+1日本では高級豆の代表格:ブルーマウンテンの生産国ジャマイカ。実はブルーマウンテンを名乗れるのは、その名もブルーマウンテンという山の特定エリアで生産された豆だけ。この時点でプロダクションエリアで選別され、そのうえでスクリーンサイズを加味してランク付けされています。(上にあるのが高品...