クロップ(収穫年度/収穫時期)
”クロップ”という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
コーヒー生豆そのものを指すという場合もありますが、ここでは当然違い、「いつ収穫されたものか」ということを示します。
当教室では、基本的に『焙煎後』の鮮度を重視していますが、コーヒーにはもう一つ、ここでいう『収穫されてから』の鮮度も品質管理基準として存在します。
まず”年度”の概念ですが、これは生産地によって異なるようです。
業界的には、多くの生産国で10月から収穫が始まることから10月1日から新しい年度が始まると定められていると聞いてますが、ブラジルでは4月から8月にかけて収穫され、翌年の収穫終了頃まで取引されるため、例えば2020年に収穫された豆は『20/21クロップ』と呼ばれるとも聞いています。
この辺は都度ちゃんと確認しながら判断が必要ですね。
※ちなみに日本では毎年10月1日は「コーヒーの日」
クロップには以下のような基準があります。
・ニュークロップ
・カレントクロップ
・パストクロップ
・オールドクロップ
上記年度の概念を理解したうえで、調べてみてください。
余談ですが、『エイジドコーヒー』というものがあります。
コーヒーの奥深さを示す一つのカテゴリですので、『クロップ』による鮮度を理解したうえで、こちらも調べてみると面白いですよ。
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