2021.06.20 10:08ピッキング(選別手段)これはかなり特殊な基準で、特定の国でしか採用されていません。私が知っているのは、ペルーぐらいですね。でも”タイプ”のところで「欠点豆」の話をしましたが、「欠点豆」を除くには、ハンドピッキングは欠かせません。しかし、これはとても細かい根気のいる作業なので、これに拘れば拘るほどコスト...
2021.06.20 10:00プロダクション・エリア(生産地)ここでいう生産地は「国」ではなく、その中でどのエリアで穫れたものかということです。コーヒーの種類によって、特定のエリアで穫れたものでなければ、その名前を名乗ってはいけないと定められたものがあります。例えば、ジャマイカの『ブルーマウンテン』やアメリカの『ハワイ・コナ』などが代表的で...
2021.06.20 09:47ロースティング(焙煎具合)”カップ”で味と香りを見るのであれば、当然その前に焙煎されているわけで、そこでのムラ具合が評価されます。何度も言うようですが、農産物ですのですべての豆が均等に焙煎されることは難しいですが、それをどこまで揃えられるか。当然欠点豆が多ければ、ムラは大きくなります。スーパーとかで購入す...
2021.06.20 09:45クロップ(収穫年度/収穫時期)”クロップ”という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。コーヒー生豆そのものを指すという場合もありますが、ここでは当然違い、「いつ収穫されたものか」ということを示します。当教室では、基本的に『焙煎後』の鮮度を重視していますが、コーヒーにはもう一つ、ここでいう『収穫されてから』...
2021.06.20 09:07カップ(味・香り)”カップ”と言われても、正直なんのことかわからなかったんですが、”味・香り”と言われれば、納得ですね。最終的にはこれなのでしょう。ただ世界中でいろいろなコンテストもありますし、何より「個人の好みで決まってしまうのでは?」と思ってしまいますが、そこはやはり、毎年毎年差が出ないよう、...
2021.06.20 07:56カラー(色・艶)やっぱり見た目は大事、ってこと。新しいほどグリーンが強く、時が経つほどに徐々に黄色が強くなり、鮮やかなグリーンが好まれるってことは、結局新しいものが新鮮でいいと言っているんですね。皆さんもスーパーでお野菜買うとき、まずは気にするでしょう?インドのモンスーンのように、一目でグリーン...
2021.06.20 07:37スクリーン(豆の大きさ)大きいほうがいいとされていますが、ブラジルでは一番大きいサイズは(大味と感じるのか)2番目のサイズが最上級となります。当然、品種によりそもそもの大きさが異なる(エチオピアのモカは小粒でかわいいですが、インドネシアのトラジャやマンデリンは結構ごつい)ので、国ごとに規格は違ってきます...
2021.06.20 07:20タイプ(欠点豆の量)これ、かなり大事な基準です。コーヒー豆は、何と言っても農産物。なので、すべての豆が同じ、とは当然いきません。中でも『欠点豆』と呼ばれる品質的に問題のある豆が混ざっていると、味に大きな影響があるのはもちろん、中には他の豆をどんどん劣化させてしまうものも。こういう豆はできるだけ除去さ...