リベリカ種
アラビカ種とカネフォラ種(ロブスタ種)で流通量の99%を占めているためほとんど知られてはいませんが、残りがもう一つの原種「リベリカ種」です。
19世紀の終わりに西アフリカのリベリア共和国付近で発見され、一時は世界中で栽培されていましたが、アラビカ種ほど美味しくなく、カネフォラ種(ロブスタ種)よりも病気に弱いという中途半端な立場から、ほとんど栽培されなくなりました。
現在では原産地の西アフリカやアジアの極一部で自家消費用に細々と栽培されているだけで、輸出されることはまずないようです。
アラビカ種ほど美味しくはないとはいえ、決して飲めないわけではなく(ロブスタ種よりは美味しいと言われてます)、苦味が強く酸味が弱いということなので、もし機会があれば、是非お試しください。
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